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小さなバス旅行
加藤法子・62歳

こんにちは、皆さん。私はこれから街(三日町)までショッピングに行くところで「南白山台」のバス停に立っています。少しの間ですが八戸ニュータウンをご紹介いたしますので、お付き合いください。この停留所はわが家から歩いて三分位の所にあり市営と民営のバスが通っています。後にそびえ立っている白い塔は八戸ニュータウンのシンボル、八戸圏域水道企業団の貯水槽です。八戸インターからもよく見えますね。さて、市営のブルーのバスが来ました。朝は通学の高校生が何人か乗るんですが、昼の時間は私ひとりのようです。右手にさくらんぼ畑があります。赤く実が色ずく頃はさくらんぼを売るためのテントが張られます。ここの土手に春にはワラビが芽を出します。「水道企業団前」着。立派な建物の最上階は展望室になっていて、ニュータウン内が一望できます。毎年、水道週間には水道まつりを開催、老若男女たくさんの人達が集まります。ゲーム機が当たる抽選があるので、特に子供たちに人気があるようです。ここから中年のご婦人が二人乗りました。信号を左へ曲がります。この辺は丹後平古墳群のあった地帯、今は、雑草で覆われている小高い所は将来、歴史公園になるとか。ニュータウン内で一番古いコンビニが見えて来ました。この通りがメインストリート「ニュータウン中央」です。郵便局、ラーメン屋、理髪店、小児科、薬局、居酒屋、保育園まであり、バスに乗り降りする人数も一番多いと思われます。民営のバス路線は十字路をまっすぐ進み、八戸道を跨いで西白山台へ入ります。こちらはヘヤーサロン、エステサロン、ケーキ店、コンビニ、幼稚園と次々と建物が立ち今度はどのお店を覗いて見ようか、と楽しみが増えました。念願の中学校も建設が決まり白山台の小学生たちも一安心。根城中へ通学していた学生さん、白山おろしの吹く冬は雪の中たいへんでしたね。さて、私たちの乗った市営バスは十字路を右折、しばらくすると人目をひく建物が現れます。銀色のカブトムシがかくれんぼしていて建物の中に隠れたが頭隠して尻隠さずの状態、ちょっと分かりにくい?方は現物を目にすることをお薦めします。建物の名は「東奥日報社八戸ビル」です。公民館のないニュータウン内で「児童館」と共に代わりの役目を担っています。隣は「八戸消防署根城分遣所」緑色の望楼は荒町の屯所にあったものを復元し屋根に載せたものという。その姿は可愛くもあり、奇妙にも見えて不思議。次は「タウンセンター前」ピンクベージュの平屋の建物は食品スーパー「ユニバース」ゲーム場、花屋、薬店、クリーニング店、写真店、銀行ありで私は大抵の品物はここで調達しています。来年はスーパーも増床し、本屋も出来るとの事。本好きの私は待ち遠しい。ここの駐車場から見る夕暮れの景色は素晴らしい。空が赤く染まり八甲田の山々、名久井岳、遠く折爪岳、目の前に階上岳の山容がシルエットとなりその美しさに暫く足を止めて見とれてしまう程です。美しいていえば、タウンセンターの前にある「長者森公園」のあじさいも見事です。夏には白山台祭りが盛大に行われます。たくさんの出店が並び盆踊り大会が開かれ夜空には花火が打ち上げられ、八戸三社大祭に参加した山車も飾られてそれはもうにぎわいます。「南鹿島」の停留所を過ぎると八戸ニュータウンのもうひとつのシンボル「ウェルサンピア」が遠くからでも目立ちます。年金施設のため存続が気になります。遠来から知り合いが来八した時、高速にも近く、高台にあるため海も見える、そして天然温泉もあるこの施設は重宝しています。沢里橋を渡ると八戸ニュータウンともお別れ、根城バイパスを横切り、「根城小前」を経由して三日町へ向かいます。民営のバスの場合は真っ赤なリンゴのシンボルが可愛い白山台大橋を渡り、八高前、平中を経て三日町へ。共に三百十円のバス旅行でした。まだまだ素晴らしい所がたくさんある八戸ニュータウンへどうぞ、遊びにいらしてください。
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